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小田井窯の絵具

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 種 類   特 性  使 用 例

 陶磁器用絵具を大きく分けると、「釉下強火性絵具」と「釉上弱火性絵具」の2種類になります。「釉下強火性絵具」は名前の通り、釉薬をかける前に絵を書き、焼成によって釉薬と融合します。また、「釉上弱火性絵具」は、一度焼成した陶器に釉薬(焼成後はガラス質)の上から、絵を書き、釉薬が溶けない弱火(通常1000度より低い)で焼成し、仕上げます。作品にアクセントを付けたり、完成品にロゴ等を入れたりするのに使用します。

と、一般論を申し上げましたが、小田井窯の製品の半分は、釉薬をかけた後に、絵を付けます。つまり、「釉下強火性絵具」を「釉上」に付けるということです。釉薬との調整(悪いと焼成時に絵具が落ちる)が難しく、窯の温度管理(悪いと絵具が消えるたり、発色が悪くなる)も大変ですが、釉上の絵具の方が発色が鮮やかな場合は、釉上に絵を描き、それが小田井窯の製品の特徴のひとつとなっています。使用例にさまざまな組み合わせの焼きあがりイメージを掲示しましたので、どうぞご覧ください。










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種 類

呉須(ごす)、透明釉
 呉須とは、コバルト化合物を含む鉱物。呉須は釉薬の下に(釉薬をかける前に)絵を付けます。小田井窯では、釉薬によって呉須の成分を調節し、釉薬にあったブルーを使用しています。

呉須(ごす)、青磁釉
 青磁釉用の呉須。

呉須(ごす)、染付
 釉下に青色の絵具を用いて絵を描いた陶器を一般的に染付(そめつけ)と呼んでいます。上記二つの呉須がはっきりとした色合いが特徴なのに対し、染付はやさしい自然の青色が特徴です。

瑠璃(るり)色、透明釉
 深く濃く、日本ではあまり見ない色です。小田井窯では発色を良くするため、釉上に絵を描きます。ヨーロッパで見られるような明るい色使いの中で、くすまないブルーです。小田井窯の特徴のひとつといえます。呉須と同様に釉薬毎に絵具の成分を調節します。

瑠璃(るり)色、クリーム釉
 クリーム釉用の瑠璃。

瑠璃(るり)色、白釉釉
 白釉用の瑠璃。

その他の色
 さまざまな鉱物を加えることによって、どんな色でも作ることができます。(あくまで理論上)
 また、釉薬を絵具のように使用することもあります。













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特 性

呉須(ごす)、透明釉
 絵具が強いと釉薬を剥がしてしまいます。

呉須(ごす)、青磁釉
 濃紺青。

呉須(ごす)、染付
 淡い紺青。

瑠璃(るり)色、透明釉、クリーム釉、白釉釉
 瑠璃の色にはあまり手を加えず、釉薬との相性のため成分を調整してあります。そのため、透明釉では深く濃い色をそのまま、クリーム釉ではやや他の色(釉薬の黄色)を含んだブルーに、白釉ではコントラストが鮮やかに保ちつつ、白釉の白を含んだやさしいブルーになっています。














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使 用 例

呉須(ごす)、透明釉
 ひまわり絵シリーズ【ストーン、透明釉、呉須】
ひまわり

呉須(ごす)、青磁釉
 青磁釉二輪花シリーズ【ストーン、青磁釉、呉須】
青磁二輪花

呉須(ごす)、染付
 染付シリーズ【小名田土、五斗巻土、透明釉、呉須】
染付

瑠璃(るり)色、透明釉、クリーム釉、白釉釉
 楽々絵シリーズ【ストーン、透明釉、瑠璃】
楽々絵

 丸紋鉢【小名田土、五斗巻土、白釉、瑠璃】
 浅い平鉢です。瑠璃を主役に、白釉を脇役にしました。この様な文様が全面に描いてある食器は、一見食材を選びそうですが、悩まずとりあえず置いてみると、結構いけます。


 クリーム釉ばら絵シリーズ【ストーン、クリーム釉、瑠璃】
 淡いクリーム色に落ち着いたブルーが良く似合います。あまり種類はありませんがシリーズとして取り揃えております。


その他の色
 6吋半丸皿各種(サンプル品)
色色

 青鳥絵シリーズ【小名田土、五斗巻土、白釉、瑠璃、織部】
 かわいさのアクセントをつけるため、織部を最後に加えました。青緑の点々が織部です。こちらの商品は「ショッピング」でお求めいただけます。
青鳥絵


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